色んな事でバタバタしていてまた更新が遅くなっちゃった

バタバタの一つ、実は加入しているペット保険についての問題です。

先週24日からツイッター(@Yukomaitaro)で流していたので

そちらで読んで下さった方は同じ内容だし、興味のない方はスルーしてくださいね。

ツイッターでフォロー&リツイートして下さった方、

メッセージなどを下さった方、本当にありがとうございます




先週マイケルの為に加入しているペット保険から封書が簡易書留で届きました。

保険会社はアクサダイレクト「いぬのきもち保険、ねこのきもち保険」です。

ベネッセがやっている雑誌「いぬのきもち、ねこのきもち」とコラボして

雑誌でもこのペット保険オススメの広告をうっているので、ご存知の方も多いと思うし

それを見て加入される方も多いのではないか?と思います。

当時猫と暮らすのが初めてだった私も「ねこのきもち」を読み

そこに広告を見つけて加入しました。




私が中学生の時に家族で迎え入れた柴犬チョンコ

17年2ヶ月という永くを共に過ごしてくれたけど晩年2~3年は色々な病気に悩まされ

大学病院にもお世話になり、現実的には車一台が裕に買える程の医療費がかかりました。

もちろん大切な家族なので医療費を惜しいと思った事もないし

当時は父がメインではあったけど家族みんなで出し合い納得いくまで医療を行いました。

さくらちゃんを保護し、腎不全や免疫介在性溶血性貧血の治療や介護の時も

たった2ヶ月半くらいしか一緒にいられなかったけど

ICUに入ったり度重なる検査や輸血、もちろん数度の入院、

輸液や酸素ケージレンタルなど、全て合わせると実際のところ50万くらいかかりました。

でもチョンコへもさくらちゃんへも、その時出来る事は全てやってあげられたと思えるし

大切な子達を失い悲しい気持ちの中でも今もそれが救いです。

ただ実際には医療費は大変でした。

そういう過去の教訓もあるし、具合が悪くなった時に医療費で悩むことがない様に

助けになればと備えておくべくマイケルの為に保険加入をしたのです。





それから一年後の2008年11月2日から約8年間保険加入しています。

保険はより手厚いカバーが良いと思い、70%をカバーするタイプ

保険料は年間36,650円です。

金額は年齢に関係なく毎年同じ、保険を使っても上がりません。

もちろん年間に使える保険額の上限はあり700,000円という決まりはあります。

その他、定期健診やワクチン接種、歯科治療は補償適用外

加入時に既往症があればそれについての治療などは補償適用外

たとえ治療の為であって病院から処方されてもサプリは補償適用外

もちろん治療の為の療法食も補償適用外

病院処方の治療用サプリ対象外の件など100%納得はしていないものの

保険会社がいくつか設けているガイドラインは仕方ないと理解し加入してきました。




マイケルに肝障害が見つかったのが約4年前

具体的に症状が出ている、という深刻な状況ではないけれど、

血液検査数値上、肝臓数値が高めだったことから、

その時から飲み薬と定期的な血液検査による検診を続けて今に至ります。

検査は補償対象、ですが2種の飲み薬の一つはサプリなので補償対象外でした。

しかもサプリの方が高い

それでも何のカバーもないよりは、保険を使える事は大きな助けとなりました。

もちろん精神的にも。

保険もあるのだし、出来る事は何でもやりたいと思い、

先生にも出来る治療や検査の提案はお願いしてきました。




肝障害は深刻な様子もなく、ただ副作用もない薬なのでずっと飲み続けましょうという事で

ずっと薬を服用、たまの検診

そうこうしているうちに2年前くらいから多飲多尿の傾向が見られ始め

過去の経験から腎不全を疑い、数値こそ出ていなかったけど腎不全の恐怖を知っているので

尿比重を計ったりしつつ、疑いの段階で出来る事前治療を行ってきました。

当然、肝障害だけだった時よりも血液検査項目も増え、治療の薬も出たりで医療費はUP。

やっぱり保険に加入していて本当に良かったな、そう思いました。






前置きが長かったですが・・・

ペット保険は終身タイプはなく一年毎の更新

ただし基本的にはこちらから何か言わない限りは自動更新で、自動継続の案内がくるだけ。

でも今回受け取ったアクサからの通知


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次回からは「特定傷病補償外特約」として「肝・胆道系疾患」については

補償対象外とすると審査の結果、決定したので、それでよければ継続で進めます

という案内でした。

言われている意味がわからないし

「肝・胆道系疾患」が具体的にどういう病気の事を指すのか

これでは表現があまりにもアバウトな気がしました。

「肝」というのは肝臓疾患を指すことはわかるけど

マイケルは今「肝障害」で治療しているのに、それがわかっていながら

あえて肝疾患が補償対象外というのも、言われている状況が理解出来ず・・・

とりあえずカスタマーサービスに電話しました。






相手の説明では審査の結果、通知した通りとの事で、やはり次契約からは

肝障害に関しての検査も含めた治療費は一切保険は支払われないとの事

もちろん他の肝臓の病気を新たに発病しても、それらも全て、

肝臓に関する病気は全て除外

現在治療している事がわかっているのにコレは・・・

明らかに保険金を支払いたくないという意図の悪意を感じざるを得ませんでした。

そして「胆道系」これは一体具体的にはどういう病気の事を指すのか

「胆」は胆のうだろうけど、この「肝」「胆」の後ろに付いた「道系」という言葉に

不気味さを覚えました。

いわゆる直接肝臓病、胆のう病ではないけれど、保険請求してみたら

これも肝臓疾患が原因とされる病気と当社では設定しておりますので、など

アレもコレもダメだと設定し、保険金支払いを回避出来る

保険会社側の保身の表現に見えました。





対応した女性には「現在治療中の病気を補償対象外とする」事について

保険会社が保険をこれ以上支払いたくないから、という明らかな悪意を感じる

と伝えました。

そして「審査の結果」というけれど一体どんな審査結果を持ってそういう結論に至ったか

教えてほしいと言ったところ、審査基準は明かせないの一点張り

毎年継続前に審査があるのは「重要事項説明書」に明記しております、と。

私は審査をする事をダメだと言っているのではなく、

審査をしてナゼそういう結論に至ったかが知りたい、と言いました。

また不明なのが、審査をしてもその結果は人によって違うのだそうです。

例えば同じ様な肝臓病を抱えている子でも補償対象外にならない子も居るし、と。

たぶん相手は良かれと思って言ったこの言葉で、余計に私の疑問と怒りを買うことに

人によって違うのならば、尚更納得できない、そう言いました。

それで審査結果は明かせない、では説明にもなっていないと伝えました。





もう一つ「肝・胆道系疾患」は具体的にどういう病名かを全て教えるように要求しました。

電話応対の子は良くわからないようで、調べて折り返し。

すると「代表的なのだと肝炎、脂肪肝、肝硬変」などです、という回答。

「そんなの・・・聞かなくてもわかります。代表的なのではなく、これは全て除外、

というものを全て書面で書いて提出してください」と求めました。

すると「全てを列挙するのは不可能で提出出来ない」との回答。

理由は「獣医さんによっても病名なども違うし」というな回答。

でも補償対象外かどうかを保険会社が判断する基準として、保険会社が設定している

コレは「肝・胆道系疾患」とする、という基準が必ず存在するはずで

そうでなければ判断出来ないのだから、それを提出してください、と食い下がりました。





とにかく対応した人はマニュアル通りの回答をしている感じだし

もうこれ以上はしっかりした回答は望めない、と思い

「あなたがマニュアル通りの回答をしているのはわかるし

別に私はあなた個人を責めているのではないので、納得できる回答を出来る方から

また諸々のこちらの質問について回答を下さい」と言って一日目は電話を切りました。






そして翌日、別の人から連絡、基本的には前日の人と同じ回答でした。

ただ一応、前日の話を受けて連絡してきたという人だったので

更にこちらも突っ込んで色々質問したところ、驚きの返答がいくつかきました。





先ずはこの補償外の病気を付帯することについて保険会社は数の上限を設けているか?

質問すると、数の上限はないそうで、つまり更新時に

「次年度はこちらの病気も補償対象外」といくらでも後付けで付帯できるのです。

更新前に発病し請求を受ければ、その分だけは我慢して次の更新までは払っておいて

それ以降は補償対象外の病気として付帯してしまえば

保険会社は保険金を支払わなくて済むという仕組み・・・

加入者から見れば病気は悲しいけれど、保険にも入っているしやっとそれが生かされる、

これからしっかり治療していこうね、そう思っている矢先に保険会社から切り捨てられる、

そういう事です。

そんな風にアレもダメ、コレもダメ、とどんどん対象外病気を付帯できるのなら

じゃぁ、一体何を補償してくれるんですか?

健康な時に、若いうちに加入をオススメしますとうたっておいて

健康、若い子で無病の子からは保険請求はないので保険金はどんどん集まり

いざ具合が悪くなって、さぁ使おうとなった時には、明かせない、という審査結果により

補償対象外の病気とされ、保険金をなるべく支払わないようにする・・・

それはほとんど詐欺、じゃないですかね

そう言いました。

相手は「おっしゃる事はわかりますが現在はその様になっております」の一点張りでした。






食い下がる私に対して、話しているうちにボロも出ました。

あえて現在治療中の病気を補償対象外にされた理由について思わず言ってしまったボロ

がまた驚きでした。

「他の加入者で保険を受け取っていない人たち(病気をしていない子たち)との

公平性を保つ為」

だそうです。

思わず「はっと言ってしまいました(笑)

要するに私は今保険金を受け取っているけれど、これ以上我が家に払い続けると

元気で保険を掛け捨てして保険金を受け取っていない人との公平性がない、という説明。

いかにも「消費者目線」に立った様なこの物言いにまた激しく嫌悪感を覚えました。

コレはあくまで建前であることくらいわかるから。

私もマイケルが発病していない時には保険は掛け捨てでした。

でも惜しいと思った事はありません。

それはもしもの時に使える為の備えだと理解しているし、保険とはそういうもの。

そして私が掛けているそのお金が、その時闘病を頑張っている子達に生かされているのなら

それは嬉しい事で、受け取ってる人はズルイ、そんな風には微塵も思いません。

そうやってみんな支えあっている、それが保険ですよね。

加入者がそこに公平性を求めるでしょうか?

我が家はずっと掛け捨てしていて、あの子は病気して保険金もらっているけどズルイ、

私の掛け金で払われてるのよね

そう文句をいう人がいるでしょうか

もしそう思う方がいらっしゃるのなら、

きっとそういう方は保険にはそもそも入らないと思うのです。

「加入者の公平性」とかワケのわからない消費者目線に立った様な、消費者のせいにして

自分達の本当は「できるだけ支払いたくない」本音隠しを摩り替える姿勢に

心から嫌悪感を覚えました。

そういう事も全て言いました。

そして「人間の保険も同じだと思うけど、あなたが自分が保険に入っていて

健康なうちは掛け捨てしていて、でもそれが病気の誰かを支えてる、それを不公平だと

思いますか?」そう聞くと「いえ」と言ったまま黙っていました。

「受け取ってる人と受け取ってない人の公平性を保つ」

そんな苦しい言い訳は私を納得させられるはずもなく・・・

逆に私の方から、そんなに公平性、を言うのなら例えば

「一つの病気で累計総額いくらになったら、それ以降ではその病気では支払わない」など

誰にとっても同じ対応、そういうのが公平性っていう物ですよね、と言いました。

または「会社として今後はこの病気は対象外」と全員共通の条件

そういうのが公平性というものです。

人によって審査後の結果も違う、そんな不公平な基準をおきながら

「公平性を保つ為」という言い訳が何とも薄っぺらかったです。

ちなみに「アクサが言う公平性について、不公平に思う加入者がいるでしょうか?

良ければSNSでも何でも聞いてみる方法はいくらでもあるので

私が拡散して世論を聞いてみますよ」とも言いました。






そしてもう一つボロが出たのが、対応した人の私への間違ったアピール

「ウチの保険は保険金を使ったとしても保険料はそれ以降も上がっていかないので」

「例えば自動車保険なら使うと保険料が上がる、とかありますよね」とアピール

でも・・・

そういう商品を作っているのはアクサの勝手です。

私にそれを言われても知ったことではありません。

要するに彼らが言いたかったのは

「だから保険を払い過ぎるとやっていけないんです、儲からないんです」と

言いたかったのだと思います。

企業なので運営していくのに儲けも必要でしょう。

でもね、応対した人にも言ったけど、そもそも保険金は何で成り立っているか?を

考えて欲しいのです。

もしもアクサがボランティアで身銭を切って保険金を支払っているのなら

どんな基準を設けようと、自分達本位の対応でも仕方ない、理解できますし当然です。

でも保険金はそもそも加入者から集めたお金で成り立っています。

人のお金を集めて運営しているんです。

加入者たちは自分の子達が健康なうちは保険金は掛け捨てとなり

でも病気で困っている子達の助けにはなっていて、

そしていざという時には自分の子達へも助けになる、

そう信じて加入し支払っているのです。

それなのに実情は闘病を頑張っている子達へも満足へ支払われておらず、

自分がいざ使おうとした時には理由も明かされないまま適当に切り捨てられ

会社の私腹を肥やす為に家族が大切にしている子達への思いを利用し

資金集めをしているのだとしたら、それは正に人の弱味に漬け込んだ詐欺行為に近い

と感じざるを得ません。

少なくとも私はそう感じます。

そして何よりも人間側の悔しさなど心情レベルの問題でなく

保険に加入する事でわが子の高額医療費に備えていたつもりで積み立てなどもせずにいて

保険が使えないとなった時に実際に急な医療費捻出が厳しく治療をあきらめる、

そういうケースがもしも出てきた場合

一番可哀想な想いをするのは他でもない犬猫たちなのです。

我が家で言うと発病して治療中の慢性的な病気は基本的には加齢も重なり

これからもっと症状も進むと共にお金も掛かっていく事は容易に想像できます。

むしろこれから本当に助けてもらいたい、

そう思っていた矢先に裏切られた気持ちでいっぱいです・・・

でもそれをただ嘆いたり怒ったりするだけでは意味がないことと思い

同じ様に保険に入っていたり加入を考えている人に正しく知ってもらいたくて

ツイートしたりブログ記事にする事にしました。

現に私は里親さんからペット保険について相談を受けた時、特別勧めてもいませんが

「我が家は入ってて今マイケルに使っていて助かっています。

これからもずっと闘病なので助かるかな」って言ってきました。






私は別にアクサに対し風評被害をもたらすのが目的ではありません。

正しく知り加入するかどうか?決めるのは自己責任です。

保険の約款にも書かれていないけれど、実はそれ以外のリスクなどを正しく公表し

知ってもらう事は、本来商品を売り人様のお金を集めているのだから企業責任として

当然の事だと思うけれど、それが成されていないのなら、それを知った私は

出来るだけ多くの方にお知らせして、皆さんに正しく知ってから、加入するべきか、

考えてほしいと思いました。

ちなみに我が家は下の子はっちゃんはアニコムに加入しています。

保険請求のしやすさなどがアクサより便利そうだし、と考えてアニコムにしたけれど

こちらも今回の件を受けて、再度良く内容を確認、見直ししたいと思っています。

今となっては既往症を持つマイケルは他の保険会社に乗り換える事も出来ない

ことごとく弱味に漬け込まれているのだと本当に悔しいですね・・・






コレも応対の人に言いましたが、私は保険を検討しているだけで

加入もしていない一個人で、ただただ難くせをつけているのではありません。

もしそうならば、うるさいと聞き捨ててもらって構いません。

でも私は違います。

少なくとも8年近く保険を購入しお金を払ってきました。

残念ながらアクサにとって私は立派な消費者です。

その商品に対して納得いくまでの説明を求めることは当然の権利だと考えるし

商品を販売した企業側にも当然の説明責任があると思います。

なので、納得いく説明が出来るまで、説明し続けてもらいますので、と相手に言い

先週は電話を終えました。





とりあえず「全ての明記は難しい」という言い訳を声を大に言いながら

近日中に「肝・胆道系疾患」と位置づけする病名が書面で送られてくる事になっています。

そしてその書類が届いた頃に連絡がくることになりました。

なので、今後の経過もまたツイッターやブログでUPしていきますね。

ブログは一応「転載可」にしておきます。





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闘病頑張っているマイケル









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今は元気なはっちゃん








保険金が出ようと出まいと、この子達にやるべきことは何も変わりません。

何があっても守ります。



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大切な家族だから・・・






大好きなボーイズ、心配いらないからね



文ばかりの記事

乱文を長々と読んで下さったみなさま、ありがとうございました

いつも応援ありがとにゃっっっ

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        みんにゃみんにゃ
       
    幸せになれる日が来ますように
      我が家のみんにゃと一緒に
            
         祈り続けます



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 猫さんのオシャレグッズとママ達のにゃんグッズ作ってます 

みなさんリコメができずごめんなさい。
なかなか時間が取れない中、皆さんのブログを拝見させて頂く時間を優先したいと思っています。