少しご無沙汰してしまいました。
ボーイズ&保護猫ひなちゃんは元気ですのでご安心下さいね。
この週末は色々な事がありました。
まずは、とてもとても、とても素晴らしいニュースがあります。
2011年5月に
はるばる三重から新幹線に乗ってやってきて
みぃさんのお家で預かり、里親募集をして頂いていた
愛&夢ちゃん
昨日は夢ちゃんのお見合い日で
夢ちゃんのずっとのお家とご家族が決定しました
人に対して怖い思いをしてしまった経験から、人馴れに時間がかかっていた2にゃん
でもみぃさんが焦らず愛情いっぱいに接して下さる事で、やっと閉ざしていた心を開き始めました。
2にゃんで小さい頃から過ごし、辛い時間も一緒に乗り越えてきたから、出来れば一緒のお家に、
と最初は考えていました。
でも、たぶんお姉ちゃんである愛ちゃんは、いつも夢ちゃんを守り、そして何でも夢ちゃんに譲っている子だと
途中から気づき始めました。
思えば我が家で一泊した時にも
愛ちゃんが前に、夢ちゃんが後ろに、
まるで愛ちゃんが夢ちゃんを守っているかのようでした。
お姉ちゃんとしていつも夢ちゃんを支えていた愛ちゃん
そんな愛ちゃんに甘える夢ちゃん
でも人馴れが進むにつれ、夢ちゃんに積極性が出てきたら
夢ちゃんが甘えて前に来て、愛ちゃんは控え
遊ぶにもまず夢ちゃんに譲ってあげる愛ちゃん
愛ちゃんがいつも何でも控え目に夢ちゃんをそっと後ろから見つめていました
そんな優しい愛ちゃんも、
ホントは遊ぶのも大好き
甘えたい気持ちもあるけれど・・・
でもまだ人馴れが夢ちゃんほど進んでいません。
ずっと2にゃんを見守ってきたみぃさんも、悩みに悩みに悩んで出した結論、
そしてこの度きた夢ちゃんへのご縁、全てを考え、2にゃんは別々の道を歩む事を決めました。
里親さまは、ママさんお一人です。
愛情深く責任感あるママさんは、6月に17年暮らした猫さんを4ヶ月の闘病の末亡くされました。
必死に向き合った闘病生活から、猫さんがどれだけ家族として大切にされていたかが伝わってきました。
愛夢ちゃんのこれまでの経緯や、人に対して不信感を持ってしまった理由など熱心に話を聞いてくださり
2にゃんの頑張りに涙してくださった本当に慈悲深いママさんです。
新しい里親さまと環境のもと、また慣れるまでに時間が掛かるであろう事にも十分ご理解くださった上で
夢ちゃんとじっくりゆっくりと向き合って下さる事になりました。
頑張ってきた愛夢ちゃんを離すのは可哀相かもしれないとお心を配って下さったのですが
やはりご自分で責任を持って暮らしていける事を重視し、しっかりと夢ちゃんを幸せにしたいというお気持ちから
夢ちゃんだけとのご縁になりました。
今回のママさんお一人だけ、というご縁も、やはり夢ちゃんにぴったりだと思いました。
人に対して警戒心がある子達なので、家族が多ければ、また慣れるまでのハードルは高いでしょう。
でもママさんだけなので、夢ちゃんはママさんとだけ、しっかりと絆を深めていけばいいのです
またママさんはお近くにはご家族がお住まいで、いざという時には連携していただける事もお話下さいました。
初めてやたまにしか会わない人には警戒心いっぱいの愛夢ちゃん、怯えて震えてしまう事が普通でした。
でも驚くことにお見合いの時には、耳もしっかり立てて可愛いまん丸のオメメで里親さまを見つめていた夢ちゃん
ママさんの『夢ちゃん』という呼びかけにしっかりアイコンタクトもしてくれ、
里親さまも『可愛い』と嬉しそうに目を細めていらっしゃいました。
あんなにリラックスした夢ちゃんを見たのは、実はねーたんは初めてでした・・・
里親さまは夢ちゃんのお迎えにあたり、お願いした脱走防止策もご対応下さる事となり、
また夢ちゃんの為のベッドなどグッズも揃えたりして下さるとの事で、お迎えのご準備をされる関係上
お届けは少しだけ先になります。
夢ちゃん、今度は愛情を独り占めだね
本当に本当に、本当におめでとう 夢ちゃん
優しいママとゆっくりと幸せな時間を紡いでいってね。
まだ若い夢ちゃん、あなたの幸せは始まったばかりだよ
今度は
愛ちゃんが幸せになる番だね
愛ちゃんの幸せをどうか祈っていてね
夢ちゃんを今日までずっと応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
そして愛ちゃんの応援を引き続き、どうぞよろしくお願いいたします
何よりもここまで大切に大切にして下さったみぃさんに、感謝してもしきれません。
他でもない、愛夢ちゃんの命をつないでくださり、夢ちゃんの幸せをつないでくださったみぃさんに
心からのありがとうを
お届けまであと少し、どうぞよろしくお願いいたします。
(写真はみぃさんからお借りしました)
素晴らしいご縁に巡り合えた嬉しい時間を過ごした土曜日でしたが、
実はとても心が重い土曜日でもありました。
本当はこの日、とても普通の精神状態ではいられない程の状態にあったみぃさんでしたが、
夢ちゃんのせっかくのご縁だから、と気丈に夢ちゃんのお見合いを予定通りご対応下さいました。
みぃさんがどんなに辛かったかと思うと・・・
本当にいたたまれませんでした。
みぃさんは、まだ残暑厳しかった9月に、4匹の生まれて間もない子猫が家の前に捨てられているのを
保護しました。
炎天下に捨てられていた子たち、一匹は保護時既に開口呼吸をしてしまっていた状態で
まもなく熱中症で亡くなってしまいました。
残る3匹、まだ乳飲み子で弱っていた子達を必死にお世話して育ててこられました。
9月終わり頃に、ねーたんもチビにゃんずに会いに行きました。
まだやっと生後一ヶ月くらいになった頃のチビにゃんず
小さな命たちは
みぃさんの愛情に包まれながら
自分達でもその命をしっかりとつなぎました
小さくても力強く
その瞳でしっかりと未来を見ていたんだよね
大切に育てられたこの子達、先日、茶トラのケンちゃんはご縁が決まりお引越しをしました。
三毛猫アキちゃんともう一匹の茶トラ、マー君のご縁探しをしている最中でしたが、
マー君に先週半ばに病気が見つかりました。
最初の病院では原因不明の診断で絶望的な余命宣告をされてしまったマー君。
どうしても納得がいかず、昨日夕方セカンドオピニオンを受ける為にハハさん紹介の別の病院へ。
ハハさん、みぃさん、ねーたんで一緒に行きました。
辛い体で検査を頑張ったマー君、病気の診断がおおよそ出来、腎臓に重大な疾患がある事がわかりました。
そして厳しくとも唯一選択出来る生きる希望の為、明日、急遽手術となりました。
まだたった3ヶ月で重篤となってしまった今のマー君にとって、手術もとてもリスクがあります。
でも、このままでは生きていくのが難しいのです。
だから・・・
とにかく手術の成功とマー君の生命力を信じ、祈り続けます。
神様は残酷ですね・・・
どうしてこんなに小さな子に、こんな試練を与えるのか。
マー君、みんなで待っているからね
必ず元気になってお家に帰ろう。
またいっぱい一緒に遊ぼう。
あの日、みぃさんに出会えて消えそうだった命をつなげたのは、
あなた達の運の強さと生命力の強さだと思います。
これから続く長い未来の為に、明日の手術をしっかり乗り越えようね。
祈る事しか出来ないけれど、いっぱい、いっぱい、いっぱい・・・ただひたすらに祈ります。
どうか皆さんもマー君が無事に手術を乗り越えられますように、祈って下さったら嬉しいです。
マー君、生きて がんばれ